悟空ドッジボールクラブ（高岡市）の指導員について

名前・主な経歴

菅澤康平(すがさわこうへい)

生年月日：1991年8月8日
出身　　：富山県氷見市
出身校　：富山高等専門学校（射水）

２００９年
北信越大会優勝　ハンマー投　
奈良インターハイ出場　ハンマー投
新潟国体出場　ハンマー投

２０１０年～２０１２年
富山県ゴルフJr.国体選手　トレーニングコーチ
リエゴルフスクール　トレーニングコーチ

２０１５年～２０１９年
競技ドッチボール　チームコーチ
2017年夏の全国大会出場
2020年春の全国大会出場

子どもの頃

少年時代

　「祖父の影響を受け芸能の世界へ」

　３歳から１２歳まで能楽をしていました。

　祖父から指導を受ける毎日でした。この芸を磨くことで姿勢を意識する習慣ができたのだと思います。

　野球やハンドボールの少年団に入りたくても、持病の喘息や親の都合もあってスポーツができない環境でした。

中学～高校時代

　「不器用な自分との戦い」

　中学生の時に陸上競技と出会い、全国大会という響きに憧れ、練習に明け暮れた学生生活でした。

　高校で始めたハンマー投では、北信越大会で優勝し、念願のインターハイや国体などの全国大会に出場することができました。

　しかし、私は指導されたことがすぐにできるタイプではありませんでした。

　何度も繰り返し練習することで、ようやく技術を習得する「不器用な選手」でした。

　選手時代は遠回りの経験でしたが、不器用な分、人一倍に考える習慣が身についたので、今では指導で役に立っています。

　また、できないことの悔しくてもどかしい気持ちもよくわかります。

指導歴

ゴルフのトレーニング指導

　学生時代から、ゴルフのジュニアの選手たちにトレーニング指導をする機会がありました。

　未経験のゴルフのトレーニング指導でしたが、正しい姿勢の取り方や、効率よく力を伝える方法など、どの競技にも共通する大切な部分が多いことを実感しました。

競技ドッジボールとの出会い

　石川県で私は競技ドッジボールと出会いました。

　競技ドッジボールをはじめて見た時の衝撃は、忘れることができません。

　５分間の試合のドラマ、選手たちの輝き、ベンチや応援席の一体感。

　個人スポーツしか経験がない私にとって、それらはとても新鮮でした。

　その後、縁あって競技ドッジボールの指導者となりました。

　指導する中で、体力向上はもちろん、礼儀礼節、協調性、創意工夫も学べる競技ドッジボールは、小学生の成長において最適なスポーツだと感じました。

現在

地域おこし協力隊としてUターン

　地元の氷見市に里帰りする際、遊休農地や耕作放棄地、荒れ果てていく土地にもったいなさを感じていた私は、「地域おこし協力隊」に応募しました。

　現在は、農業未経験ながら営農組合さんのお米づくりを手伝ったり、遊休農地や耕作放棄地の活用方法を模索したりしています。

　将来的には、スポーツと農業を組み合わせた事業を富山県で行っていきたいと考えています。

　その先駆けとして、この度、高岡市で悟空ドッジボールクラブを立ち上げることにしました。

代表との関係

※写真は２００８年の野原（右）の卒業式。当時、２年生の菅澤（左）は在校生として出席。

かつては部活の先輩と後輩

　高岡市で空手教室や体操教室を運営している、悟空こどもスポーツ教室の代表の野原は、高校時代の同じ陸上競技部の先輩でした。

　同じ指導者や環境で育ったからこそ、共通する思いが多くあり、今回、悟空こどもスポーツ教室の中でドッジボールクラブを開講することになりました。

　ひとりでも多くの子どもたちが、ドッジボールを通して、心身ともにたくましく成長できるように、また力を合わせて取り組んでいきます。